ぶどうについて
ボッサファームのぶどうは草を育てて肥料とする草生栽培方法のぶどうと完熟牛糞籾ガラ堆肥を使用した、化学肥料を一切使わないぶどう、露地栽培では安心して食べていただけるよう、農薬は毒物劇物有機リン、ネオニコチノイドなどを使用せず、また使用回数を減らす努力をしたぶどうを育てています。もともと水田のだったため、畑の地下にしっかりとした暗渠(あんきょ)排水を整備して、ぶどうの栽培に適した水はけの良い土壌環境をつくりました。
※種なしぶどうは減農薬で行っているため、まれに種が入っていることもあります。
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4月中旬~ 草刈り
最初の草刈りを行います。降水量と草の生長を見ながら、シーズンを通して約11回草刈りします。この刈り取った草が、ぶどうの肥料になるのです。
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4月下旬~ 米ぬかまき
米ぬかを肥料として撒きます。米ぬかを撒くことにより、ぶどうの糖度が上がることと、灰色カビ病の予防に期待。
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6月上旬~ 摘房・摘粒・袋かけ
形よく、また甘くおいしいぶどうに仕上げるために、不要な房と粒を取り除く作業です。この作業が終わると病害虫予防のために袋をかけます。
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8月下旬~ 収穫
いよいよ収穫。ボッサファームでは早い品種で8月下旬から、遅い品種は10月下旬まで収穫が続きます。この時期ぶどう畑は甘い香りに包まれます。
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11月中旬~ 堆肥まき
来年のための下準備。完熟籾殻牛糞堆肥とライ麦、へアリーベッチの種を撒きます。ボッサファームのぶどうに化学肥料は必要ないのです。
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11月中旬~ 短梢剪定
1~2芽まで切り詰めます。また、病害虫予防のために古くなった皮も剥ぎます。
- 美味しいぶどうは
- 黒色や赤色のぶどうはしっかり色がのってきたものがおすすめ。マスカットなどのぶどうは地色の緑色がしっかり抜け、黄色になるほど完熟になります。また、品種によって異なりますが、ぶどうの軸が緑色なものほど新鮮です。
- ブルーム
- 果実の表面の白い粉は「ブルーム」と呼ばれるもので、ぶどうが実を守るためにつけるものです。主成分はミネラルですので洗い流さず食べても心配いりません。ブルームがしっかりついているぶどうほど、品質が良く新鮮な証です。
- 賞味期限
- 収穫されてから3〜4日以内にお召し上がりください。美味しく召し上がるには30分ほど前に冷蔵庫で冷やすのがベストです。
- ぶどうは追熟しません
- ボッサファームでは、しっかり熟したぶどうを収穫しています。摘みたての完熟ぶどうをぜひ、味わってみてください。